10月10日(土)
年2回、春と秋に行う昇級・昇段審査。コロナ禍の影響で今季の春は中止となり、今回は、1年ぶりに審査が行われました。
3密を避ける為、審査待ちは道場内と小部屋に分かれて、マスク着用で待機、審査の時のみマスクを外してもいいというルールで行われました。保護者は外で見学ということでしたが台風の影響で雨も強い為、急遽、先生方のご配慮で、動画を撮って頂けることになりました。
いよいよ審査開始。
まずは、移動動作。
先生が立ち方、技名を言い、瞬時に判断し、動く。正直難しいのですが、みんな瞬時に判断して動いてます。これだけで、日頃から練習していることが分かります。
昇段審査。
技名、動きが複雑になりますが、スピードが速く綺麗に揃っていて美しいです。技を出した時に出る、胴着の擦れる音が、とても心地良いです。
審査の間は先生の指示の声、名前呼ばれた時の返事の声、礼の時の押忍、気合の声(ソーシャルディスタンスを配慮して、形の時のみ気合の声出しをすることになりました)、そして胴着の擦れる音のみが道場に響き、凛とした空間でした。
形。
平安初段、平安二段、平安五段など2人同時で審査。
やり直しができない、まさに日頃の練習が試される。見てるこちらにも緊張感が伝わってきます。
昇段審査。
燕飛、慈恩など、とても複雑な動きの形を2つ審査。見てるだけで、思わずカッコいいと言ってしまうくらい、見惚れる形です。
組手。
組手技の移動動作で審査。相手がいると想定して、気迫溢れる技が繰り広げられました。
昇段審査
試合にて審査。一手一手が迫力あり、見入ってしまいました。真剣な気持ちが伝わってきます。
最後に先生から愛ある言葉を頂きました。一発勝負ではなく、日頃からの練習の取り組みも審査に入ること、そして、自分が終わったから終わりではなく、他の人のしているのもしっかり見ること、基本ですが、とても大切なことです。
礼
2時間の長丁場。お疲れ様でした。
親心としては、2時間、誰1人、飽きることなく真剣に自分と闘いながら座っている姿に感銘を受けました。
私事ですが、年長児の息子は初めての昇級審査で緊張したけど、楽しかった、もっと上手くなりたいと早くもやる気を出していました。
日頃、先生方は昇級審査は、あくまで励みであり通過点とおっしゃっていますが、まさにその通りだと思わされました。
コロナ禍の中、対策を講じた上で昇級昇段審査をして頂き、本当にありがとうございました。